俗物による自戒ノート。

家庭と仕事の反省点

2019-01-01から1年間の記事一覧

育児の不確実性

育児というのは、やればやったぶんだけ対価が得られる系の行為(例えば時間給の労働)とは本質的に異なる。時間等のリソースを消費してもそれに見合う対価が得られないことがある(必死にあやしても泣き止まないことはざらだ)。だから「努力は必ず成果に結…

虐待事件の報道とか

接すると胸が張り裂けそうな気持ちになる。子どもができる前は、ここまでの気持ちにはならなかった。子どもたちが生物的に一人前になるまでは死ねないな、と思う。

毒親の相手は

疲れる。隙を見せてはならない。あと虚言癖はやめてくれ。

一日が終わる前に思うことは。

平日であれ休日であれ、一日が終わり夜を寝る前にその日のことを振り返る。以前であれば、その日にどのような成果を出せたか、どんなことを学べたか、どれだけ生産的に時間を過ごせたかというところに価値を置いていた。大きな成果が出せた日、いろんな知識…

家族間のトラブルだからこそ、ある一線を越えたときは第三者の介入を求めるのがよい。

島田紳助「親と子のケンカに弁護士が入ったらアカン!」宮迫・田村造反劇への悲憤弁護士が法的、権利的なことを言い出すと収拾がつかんくなる。家族のあいだに弁護士が入ったらあかん。離婚や絶縁やって話になるやろ。契約書を交わさないのも、そこに家族的…

少子高齢化は国力の低下に繋がらないという、「非昭和的」主張について

「少子化 国力」で検索したらわりと上位に出てきた記事。荒川和久さんという人のブログらしい。「少子高齢化、人口減少で国が滅ぶとかいう昭和脳の人たちはとっとと退場してください」少子高齢化で国が滅ぶかどうかはわからないけれども、国力の減衰には繋が…

「年金はもう貰えないものと考えている」

ニュースを見ていたら2000万円足りない報告書問題の影響で、投資セミナーの受講者が増加中、という映像が流れていた。そのなかで、若い男性がタイトルの発言をしていた。年金をあてにせずに頑張って働いたり、無駄遣いせずに貯蓄するのは結構だと思うけど、…

現代貨幣理論について思うこと

現代貨幣理論(MMT)というのが近頃流行っているらしい。端的に言うと、デフレ&低インフレの際は財政赤字を気にせず政府支出を増やしましょう、みたいな考え方。理屈としてはなるほどなぁという感じだけれども、政策として実行するとなると、さてどうかなと…

幸運の女神は澄ました態度を好まない。泥臭い熱意がお好みなのである。

仕事にしても、賭け事にしても、恋愛にしても。その成否は究極的には幸運の女神が微笑んでくれるかどうかにかかっている。ただし、幸運の女神を振り向かせるにはやれることは全てやっておく必要がある。人事を尽くして天命を待つ、という状態。最初から神頼…

育児が落ち着くまで時間を飛ばせるボタン、あったら押す?

下の子が生まれて、育児の負担が増えて、いよいよ時間的余裕がなくなってきた。上の子は赤ちゃんがえり気味だし、妻の機嫌は悪いし、仕事にも全力投球出来ずあんまり成果上げれてないし、全方位で辛い。そこで子供の育児が落ち着くまで人生をスキップできる…

持ち家は慎重になるべきである。手持ち現金(流動性資産)の重要性について

家賃は捨て金、という煽り 「いまの家賃と同じ月々の負担で、マンションが買えますよ!」不動産屋の定型句である。事実、「家賃は捨て金。どうせなら持ち家を」という考えの人は自分の周りにも多い(義両親とか。ただ、無理もない。この世代(団塊前後)は、…

成年後見人について

認知症などで判断能力が十分ではない人の生活を支える成年後見制度をめぐり、最高裁判所は18日、後見人には「身近な親族を選任することが望ましい」との考え方を示した。後見人になった家族の不正などを背景に弁護士ら専門職の選任が増えていたが、この傾…

幸せになるということは即ち不安の種が増えるということ。

子供の成長は楽しい。一緒に遊ぶと癒される。それだけに「健康に育つだろうか」とか「犯罪にあわないだろうか(または犯罪をしないだろうか)」という不安の種にもなる。人間は、利得よりも損失に過敏に反応するようにできている。ひとたび、子供を持ち幸せ…

育児によって余暇や仕事に専念できる時間が減少することについて。

結婚していなければ、あるいは子供がいなければ、もっと仕事ができたし、遊ぶこともできただろう。本だってもっと沢山読めたし、色んなところに旅行に行くことができた。けれども、人間の処理能力には限界があるから、あんまり裁量を与えられても戸惑うもの…

家庭とか仕事とか趣味とか。

フィールドは沢山持っておいた方がいい。フィールドが多数あると気がまぎれるから。フィールド1で不調でも、フィールド2で好調だとそこに主軸を置けばいい。風が吹いてないフィールドでは何をやってもうまくいかないものだ。好調なフィールドにリソースを注…

社会に参加しているという実感。

社会に参加しているという実感は大切。お金を稼ぐとかよりもよっぽど大事だと思う。つまるところ社会に参加しているということが即ち生きるということではないか。社会への参加と言っても、社交的であったり人と交流している必要は必ずしもない。誰とも交流…

不動産、賃貸か購入かを巡る雑な考察。

不動産屋にだまされるな - 「家あまり」時代の売買戦略 (中公新書ラクレ)作者: 山田寛英出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2017/01/06メディア: 新書この商品を含むブログ (2件) を見る 公認会計士の立場としての私の結論から言えば、「買う」ほうが今は…