俗物による自戒ノート。

家庭と仕事の反省点

育児によって余暇や仕事に専念できる時間が減少することについて。

結婚していなければ、あるいは子供がいなければ、もっと仕事ができたし、遊ぶこともできただろう。本だってもっと沢山読めたし、色んなところに旅行に行くことができた。

けれども、人間の処理能力には限界があるから、あんまり裁量を与えられても戸惑うものだ。行動経済学で言うところの【選択のパラドックス】だ。

多すぎる選択肢を前にすると人は無力感を覚え、満足度は減少する。

自身の大学生活を振り返っても、自由な時間が多すぎても活用しきれないものだ。

だから、人生においてはある程度の制限が課されている方がよい。程度問題だから制限されすぎてもダメだが。

ゆえに、〈できるだけ選択肢の多さを求めつつも、選択肢が少なくても不満を持たず、その状況を活用するという姿勢が一番いい〉(『人生にゆとりを生み出す知の整理術』p61)というphaさんの意見に賛成だ。