本
言語である。 しかし、情報伝達手段としての言語ならば、他の生物とて使用している。(例:ミツバチ、アリ) さらに、口頭言語であることも、人間特有というわけではない。人間以外にも多くの動物が口頭言語持っている。(例:サバンナモンキー、クジラ、ゾウ) …
『人口論』は、人口増加が食物増加が上回りそれが貧困などを生むことを説いた人口学の古典的名著である。たしか高校の地理の授業でも名前だけは出ていたはず。 さて学生時代にこの本を読んだときに感銘を受けたのは、「なぜ神はそのように(人口増加>食料増加…
兼好法師の『徒然草』と鴨長明の『方丈記』は、ともに日本三大随筆に数えられている名作だけれども、内容は似て非なるもの。 『徒然草』からは世間というものに対する「達観」が伝わってくるのに対しては、『方丈記』は斜に構えたことを言いつつも、なんだか…
反社会的勢力を相手にするときの心構えを、しばしば会社からレクチャーされる。そのなかの一つに、「迂闊な一言は絶対に言うな」というものがある。なぜなら彼らはこちらの言葉の隙を狙い常に揚げ足をとる機会を狙っているのだから。ゆえに、発言には慎重で…
常日頃から疑問に思うのだが、公立の図書館というのはなかなかあり得ないシステムであると思う。 税金で書籍を購入してくれるということのみならず、維持管理費まで負担してくれるのだから。あれだけの冊数の本を維持管理するのは大変である。第一、保管場所…
本は知性を磨くために大事なものだから是非とも買って読むべきである、という意見をしばしば見かける。本に線を引いたり、メモを書き込んだりして汚しながら読むと理解や思索が深まるというのが主な理由である。 それ自体には異論はない。けれども、世間の俗…
あるブログで「経営者はわりと信心深い」という記事を読んだことがある。会社を切り盛りするなかで運とか縁とか人智の及ばない力を次第に認識していくようになるからとかそんな理由だった。 ロバート・キヨサキとドナルド・トランプが書いた本がある。たしか…
結婚したり、さらには子どもなどを持つと時間的にまたは金銭的に自分のやりたいことは少なからず制限される。 リソースが有限である以上、仕事や趣味などに従前と同様の力を注ぐことは不可能である。妻子を持つことで仕事に張り合いが出たり密度が濃くなった…
そこで、五時ごろに雇われた人たちが来て、一デナリオンずつ受け取った。最初に雇われた人たちが来て、もっと多くもらえるだろうと思っていた。しかし、彼らも一デナリオンずつであった。それで、受け取ると、主人に不平を言った。『最後に来たこの連中は、…
自戒ノートとなど言いつつ、どうしてもアクセス数などを気にしてしまう。まことに浅ましいことである。そもそも真に自戒が目的なのであればこっそりと書いておけばいいこと。それをわざわざ公開するというのは誰かに見て欲しいという欲望の現れ。 この点、マ…
家事にしろ仕事にしろ、こんなに頑張ってるのに妻から感謝されない、あるいは上司から評価されない、と悩むこともあるかもしれない。感謝されない・評価されないのなら頑張るのを止めてしまおうかと腐ってしまいそうになることがあるかもしれない。 そのよう…
娘が生まれてそろそろ二ヶ月経つ。この生後二ヶ月というのは発達心理学の分野においては「二ヶ月革命」「第二の誕生」と言われるほど大きな意味を持つ(下記参考)。それは、この時期、赤ちゃんはコミュニケーションの相手として他者と向き合い始めるからであ…
52: ショルダーアームブリーカー(茸) [ニダ]:2016/11/17(木) 10:17:31.82 id:sfQYeNMN0.net 既婚者子持ち娘二人だから老後も安心 婿もらう、将来孫の面倒でも見るんだろうな 一人寝も寂しいし嫌いだ いい娘たちもって幸せ、いい家族もてて幸せ、家、土地、…
家族がリスクになるということで結婚を躊躇する人が多いから気軽に結婚したり別れたりしやすくすることで、逆説的に結婚しやすくなるという意見は尤もであると思う。しかしながら、気軽に結婚できて気軽にそれを解消できる社会の問題点のひとつに子どもをど…
子供ができると信仰心が厚くなるという調査結果がある。説得力のあるサンプル数ではなかったと思うが、実際、育児してみるとよくわかる。子供の成長には理不尽な不確実性が付き纏う。先天性の疾患や犯罪被害など。どれだけ気をつけていても最後は運とか縁と…
不寛容な社会というのは陳腐な表現ではあるが、よくぞここまで(特に社会的弱者に対して)不寛容であるなという人物にしばしば出会う。度を越して社会的弱者に対して不寛容なのは、自分も誰かのお世話になっている・迷惑をかけているという認識がないからでは…