育児を外注する際の配偶者の感情
ワンオペが大変なら外注って言うけど
もし制度が整って多くの人が外注できたとしても育児の負担は軽減されるかもしれないけど「一緒に育児してほしかった人に育児をしてもらえなかった」という心の負担は消えないんだよhttps://mobile.twitter.com/enicat10/status/1030662089768022016
一見すると不合理な呟きである。
自らでできることを外注するのは感情的に痼りが残る、という趣旨に聞こえるからだ。目的は、自己の負担の減少であり、相手方の負担の増加ではないはず。
しかしながら、当該ツイートはそのように解釈するべきではない。
これは、「外注するにしても、その過程での共同作業というものがあり、それを怠ると配偶者に不満を与える」と読み解かなければならない。
例えば、保育園選び。配偶者に任せきりにしていないか。どの保育園を第一希望にするのか、復職の時期との兼ね合いはどうするのか、慣らし保育は、等々。外注と一口に言っても、考えなければならないことは多い。
他にも、宅食や家事の外注についても、やはり他人の手を借りるのだから、熟慮しなければ何かあったときに後悔することは必定。
外注するか否かではなく、共同作業感の有無が重要なのである。