世の中には難解すぎることや不条理なことが多い。仕事のことであれ家庭のことであれ、いくら悩んだり考え抜いたりしても、うまく行かない時はうまく行かないものだ。
だから、できる限り努力した後はどこかの時点で割り切って天に任せるしかない。
法然上人の教えに従い南無阿弥陀仏と唱えるもよし、イエスの「だから、明日のことまで思い悩むな。明日のことは明日自らが思い悩む。その日の苦労は、その日だけで十分である。」(マタイ6章34節)という言葉を思い出すもよし。
人事を尽くして天命を待つ、というのもよくできた言葉である。