俗物による自戒ノート。

家庭と仕事の反省点

育児が落ち着くまで時間を飛ばせるボタン、あったら押す?

下の子が生まれて、育児の負担が増えて、いよいよ時間的余裕がなくなってきた。

上の子は赤ちゃんがえり気味だし、妻の機嫌は悪いし、仕事にも全力投球出来ずあんまり成果上げれてないし、全方位で辛い。

そこで子供の育児が落ち着くまで人生をスキップできるボタンがあったら押す? という話。

自分は押す派。

けれども、そんなボタンがあったら、なんとなくずっと押してしまいそうで、結局凄く短い人生になるのだろう。もちろん、そんなボタンは現実問題存在しないわけだが、心の中でボタンを押してしまっているわけだから、間違いなく人生を無駄にしている。考えを改めないとならない。

育児の大変さも人生の楽しみと思える人は、人生を長く感じることができるのだろう。

誰もが現在あるものに倦怠感を覚えて生を先へ先へと急がせ、未来への憧れにあくせくするのである。だが、時間を残らず自分の用のためにだけ使い、一日一日を、あたかもそれが最後の日ででもあるかのようにして管理する者は、明日を待ち望むこともなく、明日を恐れることもない。実際、いつか将来のひとときがもたらしてくれるかもしれない楽しみとは、いったい何なのか。…

…生きることにとっての最大の障害は、明日という時に依存し、今日という時を無にする期待である。君は運命の手中にあるものをあれこれ計画し、自分の手中にあるものを喪失している。君はどこを見つめているのか。どこを目指そうというのであろう。来るべき未来のものは不確実さの中にある。ただちに生きよ。

セネカ