俗物による自戒ノート。

家庭と仕事の反省点

成果があがないときは「あれやこれや」と言われるものだ。

しかしながら、指摘を受けたからと言って直ちに自分のやり方や行動が誤っていたとは限らない。

 

世の中は成果主義であるから、成果があがらないときに周囲がとやかく言ってくるのは当然。しかしながら果たしてそれは中身のある指摘なのか、どうか。

 

成果というのは運やタイミングに左右されるものだ(特に営業・企画系はそうだがバックオフィスとて例外ではない)。だから、成果があがらないからといって、そして他人から指摘叱責されたからといって、直ちに行動指針を改めるのは控えるべきだ。

 

他人の言に基づいて狼狽え行動指針を安易に改めることで、かえって被害が大きくなる可能性がある。これは為替の動向に一喜一憂するFXトレーダーが無惨にも往復ビンタを食らうようなものだ。

 

だから、調子の悪いときに他人から何か言われても、表面上は下を向いてムニャムニャしておけばいいのであって、直ちに行動指針を改める必要はない。

 

といって、これでは独善的になってしまうので、「この人なら」という人物を予め決めておくのがよい。そして人物のアドバイスというのは、素直に聞くといい。それは上司やチームのメンバーに限られない。

 

まだ他人からのアドバイスを受け入れる場合であっても、極力、「これまでの自分の生き様」を鑑みて、自分の生き様と矛盾しないかたちで、そのエッセンスのみを抽出するのがいい。人はそれぞれ土台や基礎が違うのであるから、その部分も含めて真似をするのは困難である。