俗物による自戒ノート。

家庭と仕事の反省点

ものごとを学ぶ際は。

仕事にかんすることであれ、資格にかんすることであれ、なにかを学ぼうとするときは常に質問を意識して学習するとよい。

 

仕事にかんすることであれば、顧客や取引先からの質問を、質問にかんすることであれば、試験で問われそうなことを意識して学ぶということ。

 

わかりやすいのが資格試験であって、これは過去問を見ればどのような問われ方をするかがわかる。実は資格試験における過去問というのは知識を身につけるためというよりは、どのような問われ方するのかを知るためにある。

 

問われ方を意識してテキストを読むのと、ただ漫然とテキストを読むのでは効率が全然異なる。

 

人間である限りは万物を理解するのは困難なのだから、「問われ方」を意識して、理解の範疇を限定したうえで学習したほうがよいのはある意味自明のことである。

 

切り口が違えば、ものごとの見方も変わってくるものだ。たとえば、林檎について、我々はどのように理解すればよいのか。林檎を料理で使うためなのか、写生で使うためなのか、植物学の研究のためなのか……。切り口や目的によって、同一の物質・事象であっても見え方が異なってくるのである。

 

ただし、一部の天才は多数の切り口が同時に分析ができる。それでも、神でない限りは、林檎ひとつとってみても完璧に理解するということは不可能だ。

 

(追記)

端的に言うと、「インプットの際は、アウトプットを心がけよ」ということ。