俗物による自戒ノート。

家庭と仕事の反省点

心の拠り所を集中しすぎてはならない。

心の拠り所というのは複数持つのが望ましい。可能であれば無根拠・無実態のものが望ましい。

 

(ひろゆきの言う「根拠のない自信」というのはまさしく慧眼であると思う。

 

自信とか、心の拠り所というのは根拠がなくてよい。実態がなくてもよい。不合理であればあるほど強い。

 

逆にその対象が具体的であればあるほど脆さは増す。

 

たとえば、「可愛い娘がいるから辛い仕事も頑張れる」という人は、娘に何かあったらどうするのか。会社の先輩に、子どものことで気を病んでしまった人がいる。

 

ワークライフバランスということが提唱されるが、家族に心の比重を置きすぎるのもまたリスクを伴う行為だ。

 

では、友人に心の拠り所を求めるか?それもまた現実的ではない話だ。

 

では、出世に心の拠り所を求めるか?出世競争に敗れれば、その時はすべてが崩れ去る。

 

人とか金とか学歴とかそういったものは弱い。逆に、不可視の信念や無根拠な自信、あるいは非科学的な神(または無神論という信念)、こういったものは強い。

 

会社に尽くす気持ち、家族を愛する気持ち、豊になりたいという向上心、こういったものも大事であるが、最後の一線に置くべきものではないように思う。