俗物による自戒ノート。

家庭と仕事の反省点

仕事の悩みは家庭の悩みにより束の間忘れ去ることができる。逆もまた然りである。

ワークライフバランスの真髄はここにある。

 

仕事で追い込まれている時は家庭内の不和を忘れ去ることができる。家庭内のことで頭を抱えているときは仕事上の悩みを忘れ去ることができる。

 

悩みは、別の悩みによってしか紛らわすことができないのではないか。

 

では仕事の悩みもなく家庭の悩みもなく、さらに経済的な悩みもないと仮定しよう。悩みがないのが一番ではないのなという当然の疑問。

 

自身の経験に照らすと(大学生時代がそんな感じに近かった)、人間身近な悩みがなくなると逃れ得ない根源的な悩みについて考えるようになる。どんなに金持ちでも、どんなに優秀でも逃れることのできない「死ぬこと」に対する悩みを考えだす。禄なことにならない。

 

(だから逆に、「死」とかそういうことを突き詰めて考えるためには、仕事とか家庭とか、そういう卑近な悩みがないほうが良い)