俗物による自戒ノート。

家庭と仕事の反省点

どうしようもない計画の実施や営業ノルマを課された場合の心の整理について(将来の見通しにおける幸運の想定)

仕事のことであれ、家庭のことであれ、中長期計画を実行する場合にはある程度の幸運を織り込んでおかないと、立ち行かなくことがある。

 

スケジュール的にあるいは金銭的なリソース的に、順当に考えると「ああ、もう破綻してるがな……」というような計画でも、ひとつかふたつ幸運が訪れるとたちまち復旧できたケースというのは経験上少なくない。(たとえば、通常は長らくかかる役所の審査期間が、たまたま役所の担当者が経験豊富であったために標準事務処理期間を大幅に下回る期間で終わったために、破綻していたと思われる開発計画がなんとかなったこと、など)

 

不運なイベントがしばしば訪れるのと同様に、幸運としか言いようのないラッキーイベントもまたしばしば訪れる。だから、一番陥ってはならないのは、「順当に考えて、この計画はどうにもならない。もう諦めてしまおう」とか「どうせ成らない計画に決まっているのだから」と投げやりになってしまうこと。

 

卑近なものでたとえると、麻雀の配牌だろうか。

 

どうしようもない、ゴミ手としか表現できない配牌であっても、その後のツモでカンチャン・ペンチャンが面白いようにハマっていくこともあるし、使い勝手の悪いオタ風の字牌がカンによってドラになり、さらにそれが暗刻となりたちまち満貫コースということもある。

 

計画策定段階では幸運の存在をアテにしてはならないが、いよいよ計画を実施する段になったときは、いや実施するより他なくなってしまったときには、ある程度の幸運を信じて、投げやりにならずに最大限頑張って進めるのが良い。