俗物による自戒ノート。

家庭と仕事の反省点

老後、子どもに面倒をみて貰うことを期待することについて

結婚のメリット(結婚しないことのデメリット)としてネット界隈でよく挙がるのが、「老後、誰にも面倒見て貰えずに孤独死してもあいのか(=だから妻帯し、子どもを作って老後の面倒を見てもらうのがよい。)。」という意見だ。

 

しかし、自分はこれに同意できない。

 

親の面倒を見るために、子に費やすリソースが減少するから。生物としては、自身の遺伝子を引き継ぐ可能性が減少するのは悲しいことだ。

 

だから、心構えとしては、老後は子に世話をかけないようにしたく思う。子の扶養期間が過ぎれば双方の家計はそれぞれ独立するのが理想だ。

 

日本霊異記』においても、親不孝者の話がある。しかし、そのなかにおいても老親に金を貸すことその返済を求めること自体は非難されていない。

 

かように、古典にあたっても、親子の経済的独立関係というのは認められているように思う。