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俗物による自戒ノート。

特に、ままならぬ仕事、毒親からのストレス、神経質な妻そして愛しい子どもについて。

弱者に対する不寛容さについて

日常

不寛容な社会というのは陳腐な表現ではあるが、よくぞここまで(特に社会的弱者に対して)不寛容であるなという人物にしばしば出会う。

度を越して社会的弱者に対して不寛容なのは、自分も誰かのお世話になっている・迷惑をかけているという認識がないからではないか。その不寛容の刃は自分にも突き刺さる。すなわち、他人の世話になってはいけない、人に迷惑をかけてはいけない。そうして自分を追い込んでいく。

人は誰でも誰かの世話になり、誰かの迷惑をかけて生きている。完璧な人間などいない。その意味で、「原罪」(キリスト教)や「煩悩」(仏教、特に法然が説くところのそれ)はしっくりとくる概念である。

【参考】

この国の冷たさの正体 (朝日新書)

この国の冷たさの正体 (朝日新書)