俗物による自戒ノート。

家庭と仕事の反省点

日常

労苦多い時期の方が思索している

ノルマなどを追われていた時期のメモ帳を見ていてそう思う。このブログにあげるにも至らなかった、まとまりと論理的整合性を欠いた文章というか文字列の数々。ただ、それでも未来の自分にそれなりに刺激を与えているので、こんなものでもとりあえず文字にし…

順調にいくということは、苦しみも増えるということだ。

財産が増えれば、強盗の心配をしないといけない。 それと同じこと。 順調に事が進めば、地位が上がったり名声が高まったり給料が増えたりする。 しかしそれは同時に、それらを失うことの不安を抱えることにもなる。 仕事がうまく進んでいるとにはついつい喜…

ものごとを学ぶ際は。

仕事にかんすることであれ、資格にかんすることであれ、なにかを学ぼうとするときは常に質問を意識して学習するとよい。 仕事にかんすることであれば、顧客や取引先からの質問を、質問にかんすることであれば、試験で問われそうなことを意識して学ぶというこ…

おしなべて言うと

良いことと悪いことが半々に起きている。 順調に行くと思ったことが不測の事態によってうまくいかないこともあれば、およそ成るはずのない案件が思わぬ幸運によってモノに成ることだってある。 ここで大事なのは一喜一憂しないこと。 失敗したなぁと思っても…

手と足と頭。

手と足を動かせば、なるようにはなる。手を動かして書類を作り、足を動かして客のところに行けば、あとは幸運の女神次第で契約がとれるだろう。 しかし頭だけ動かしていては、何も始まらない。頭のなかで悶々と考えていても、幸運の女神は微笑んでくれない。…

人生の岐路にたったときに役に立つ学問。

「文学部の学問が本領を発揮するのは、人生の岐路に立ったときではないか、と私は考えます」という阪大教授の言葉。 人生の岐路で役に立つという意味では、文学部の学問に限らず、リベラルアーツ系の学問全般にあてはまる。金儲けや実務に直結しなくとも、教…

順風満帆に見えていても。

順風満帆の人生に見えていても、人知れず悩みというものは持っているものだ。 特に、子どもや家族のこと。 障がいを抱えていたり、いい歳になっても働かずに実家で引きこもっていたり。色々ある。 仕事がバリバリできる同僚や優秀な旧友と飲んだおり、ふとそ…

決断した過去の自分を責めるなかれ。

ウォール街で活躍したトレーダー、ナシ厶・タレブは著書『まぐれ』において、世間で考えられている以上に成功は偶然によるところが大きい、と説いた。 ある方針を決断した場合に、それが成功するか否かは偶然にも左右される。ゆえに、失敗したからといって、…

体外放出によりストレスは解消されるということ。また、相談の際は言いっぱなしで構わないということ。

社会人になりたての頃、酒の場で、会社の先輩に言われたことがある。 「ええかー、ストレスが溜まったときはなぁ、体の中から液体を出したらスッキリするんやぞ!」と。 その際、先輩が列挙した液体というのは「涙・汗・精液」であったと記憶している。(下品…

どんなに気をつけても揚げ足をとる奴はいるので、時には開き直ることも重要であること。

反社会的勢力を相手にするときの心構えを、しばしば会社からレクチャーされる。そのなかの一つに、「迂闊な一言は絶対に言うな」というものがある。なぜなら彼らはこちらの言葉の隙を狙い常に揚げ足をとる機会を狙っているのだから。ゆえに、発言には慎重で…

女があんなに急に泣き出したりした場合、何か甘いものを手渡してやると、それを食べて機嫌を直す

かつて学生時代に読んだ太宰治の『人間失格』は結局のところ高等遊民の話であるから、高学歴でも何でもないhalberの心には響くところが少なかった。けれども、いまでも印象に残っている箇所がある。 ただ、自分は、女があんなに急に泣き出したりした場合、何…

図書館とかいう読書好きを優遇しすぎている公的サービス

常日頃から疑問に思うのだが、公立の図書館というのはなかなかあり得ないシステムであると思う。 税金で書籍を購入してくれるということのみならず、維持管理費まで負担してくれるのだから。あれだけの冊数の本を維持管理するのは大変である。第一、保管場所…

所有に伴い発生するコストについて。

halberの母親が毒親たるゆえんの一つは物を捨てられないということにある。片付けを手伝おうとすると烈火の如く怒りだす。曰く「物を大事にしない愚か者だ」、あるいは「思いやりのない冷酷な性格だ」等。 ここまでなら毒親とまでは言えないが、まずいのは、…

「35までに1000万。」の人。

掃除術・節約術などに関して参考にしている「35までに1000万。」というブログを久しぶりに読もうとしたところ、移転していた。移転先がはてなブログだったので早速読者登録した。 ◆ このブログを初めて見たのは、約10年くらい前だったと思う。halberが就活な…

田舎のほうが人口密度高い。

施設が限定されているから。 車で一時間かけてイオンモールにたどり着けば、大混雑だったというのはよくある話。もよりのスターバックス(これも車で1時間)には人気らーめん店の如く行列ができていたり。 こういう意味で東京などは人口密度が小さく、例えば大…

妻から悪態をつかれた後、大学時代親しくしていた女性からメールが来た時の対応について。

昨夜も些細なことで妻に責められて悪態をつかれてとても嫌な気分になっていた。 そんなところに、大学時代に親しくしていた女性から何年ぶりかでメールが来た。近況を聞くと、一度結婚して子どもも産んだものの離婚し、今はシングルマザーとして苦労している…

名著・格言を小人から伝え聞くことについて。

どんな名著でも、つまらない人物に薦められると読む気をなくす。どんな格言でも、つまらない人物から座右の銘にしていると紹介されると色褪せる。 ただし、薦められたり前に読了していたり、紹介される前に既に知っていた場合を除く。 だから、名著や名言は…

苦痛な時間が貴重な時間に。

従来、通勤時間は苦痛意外の何物でもなかった。しかし今では、貴重な「一人の時間」である。妻にも娘にも遮られることなく読書をしたり、日記を書いたりしている。帰宅すれば家事をして娘の世話をして、あとは寝るだけなので。

割り切りが重要

世の中には難解すぎることや不条理なことが多い。仕事のことであれ家庭のことであれ、いくら悩んだり考え抜いたりしても、うまく行かない時はうまく行かないものだ。 だから、できる限り努力した後はどこかの時点で割り切って天に任せるしかない。 法然上人…

賢い・馬鹿に年齢は関係ない。

年下の後輩でも賢い奴は賢い。そういう人物の仕事ぶりは見ていてこちらも学ぶところ大である。年長者の先輩でも馬鹿な奴は馬鹿だ。そういう馬鹿者が先輩面して偉そうに説教を垂れてきても全く心に響かない。 賢い・馬鹿の区別に年齢、すなわち生まれた時代は…

社会的弱者になるかもしれないという想像力。

社会的弱者(この上から目線の表現については他に適当な語彙力がないため便宜的に用いる)に対して不寛容なのは、自分もそうなるかもしれないという想像力が欠如しているから。 以前、あちこちの小さな駅などにエレベータが設置されるのを見て過剰投資ではない…

何かを得られないかわりに別の何かを得る。

ぶりが安く買えたので、ぶり大根を作ろうとしたがあいにく大根の在庫がなかった。大根を買おうとしたがとても高値だったので諦めた(一本250円は手が出せない)。 ぶりの照り焼きという手もあったが、ぶりは煮るのが好みだ。仕方なく、レシピを検索してぶりの…

些細なところに人間性は現れる。

今日は自分が敬愛し、内心密かに師とすら仰いでいる元上司(仕事も出来るし、人格者である)と一杯飲む予定であった。しかし、元上司の体調が優れず残念ながら順延となった。 元上司から「体調優れず飲みは順延したい」旨のメールを受け取った時、本来であれば…

悲観主義と幸運

過度の悲観主義では幸運を活用できない。幸運を受け入れる準備がなされないから。 ある程度楽観的でないと、すなわち幸運の訪れを想定して物事を進めておかないと実際に幸運が訪れたときに何も準備ができておらず、それを充分に活用できないことになる。 こ…

「ぶどう園の労働者」のたとえについて

そこで、五時ごろに雇われた人たちが来て、一デナリオンずつ受け取った。最初に雇われた人たちが来て、もっと多くもらえるだろうと思っていた。しかし、彼らも一デナリオンずつであった。それで、受け取ると、主人に不平を言った。『最後に来たこの連中は、…

不条理なこと

横断歩道を渡ろうとしていたときのこと。一台のダンプトラックが反対車線から信号待ちの車列を一気に追い抜いて信号無視。青信号を確認して悠々歩いていた自分は危うく撥ねられるところだった。幸い今回は免れたがきちんと信号(法律)を守っていても酷い目に…

弱者に対する不寛容さについて

不寛容な社会というのは陳腐な表現ではあるが、よくぞここまで(特に社会的弱者に対して)不寛容であるなという人物にしばしば出会う。度を越して社会的弱者に対して不寛容なのは、自分も誰かのお世話になっている・迷惑をかけているという認識がないからでは…